

宮城県で、避難所及び仮設住宅における炊き出し支援と、津波による浸水地域の瓦礫撤去を実施します。

震災直後からの物資配送において、同じスタッフが配送を担当すことを継続して来たことで、住民の方との関係性をつくることができました。自宅に入っての瓦礫撤去作業、清掃作業なども、安心して任せていただけると考えています。被災地に所在する団体だからこそ可能な、被災地の細かいニーズに対応した長期的・継続的支援を行っていきます。



平成14年2月に任意団体として設立しました。同年4月15日から路上生活者の自立支援活動として、仙台市中心街のゴミ拾いを開始。現在まで475回(平成23年5月末日現在)の活動を実施しています。主にゴミ拾いに参加している生活困窮者で就労自立を希望する人に対し、住居を提供し、自立への一歩を支援しています(一時避難所と第2種社会福祉事業施設)。また就労研修として、農林業等での自立支援の取り組みも。ほかに食糧提供(フードバンク)事業、無料職業紹介事業、路上者・生活困窮者のための居場所づくり、相談窓口などを開設しています。

震災発生の翌日である3月12日、当法人の伴走型絆構築センターの電気が復旧したことから、同日21時30分、宮城県庁、仙台市役所に寝泊りしていた帰宅難民の方、物流の麻痺により食糧確保ができない方々に対しおにぎり等の炊き出しを開始しました。平行して宮城県、仙台市の要請を受け、被災地の避難所、高齢者施設、児童福祉施設、障がい者施設等にもおにぎりをはじめ食料品、生活用品等の緊急配送を行いました。被災地支援の課題としては、行政が把握しきれていない私設の避難所や在宅避難者にまでは物資や情報が行き届いていないこと。私達は他のNPOと連携して物資を積んだ車両で被災地を回り、このような指定避難所にいない被災者を見つけ出し物資を提供してきました。現状をヒアリングし、緊急性の高い場合は速やかに要望に答えることで地域住民の信頼を獲得できたと考えています。また、沿岸地域は被害が甚大であるため長期的な支援が必要であり、時間の経過によって変遷する被災地の要望に応えられるような体制を整えたいと思います。

今回の被災地支援を一過性のものと捉えるのではなく継続した支援が必要と第一に考えています。最近では、物資も豊富になってきている中、未だ物資が行き届いていない避難所もあり、各避難所に足を運びニーズをヒアリングし、今後も的確にフィードバックをしていくとともに、そういった避難所をカバーしていきたいと思っております。また、支援物資の配送スタッフは配送のルートに対し基本同一人物としており、その理由として同一人物が何度も配送で訪問することで安心感を与えたいという面から、そういったことにも配慮しています。被災地の方々の心のケアも必要不可欠と感じており、救援物資をお届けする際には極力被災地の方とお話をし、不安等を聞くことや世間話をしていく中で心のケアも同時にしています。炊き出し活動に関しても避難所でのヒアリングを行い、炊き出しニーズのある避難所への積極的な活動をしており、これまで延べ50回以上、約3万食の炊き出しを提供させていただきました。これからも、要請の有無に関わらず積極的な炊き出し活動をしていきたいと思っています。

被災各地でそれぞれ状況は異なりますが、それぞれの地におき、それぞれの状況の中で、それぞれの力で、着々と復興に向け動きはじめました。しかし、復興への道のりはまだまだ長く続きます。私たちはこの未曾有の大震災の中、本当に奇跡的に命を繋ぐ事が出来ました。この震災の中生き残った者の使命として、この先長い道のりを全力で生き抜くこと、そして必ずや復興を果たすことが大きなミッションであると感じています。無理せず、楽せず、今できることを精一杯やりきっていきます。どうか今後とも継続的なご支援を頂けますよう、宜しくお願い申し上げます。

※ 通信欄に「ネピア」と明記ください。